外でご飯を食べているとき隣にカップルが座りました。
年は男性33歳くらい、女性29歳くらい。
男性は綺麗目の格好でジャケットのポッケに
ハンカチーフ。いわゆる勝負服です。
女性は、清楚な感じでキャシャで目もパッチリ。
僕は、そんなに気にせずご飯を食べてましが
なんとなく会話が聞こえてきました。
「○○さん、得意な料理はあるの?」
「私、料理はちょっと・・・。」
「じゃあ、好きな料理は?」
「食べるのは好きな方で・・・。」
「大丈夫、食べるのが好きなら
料理もうまくなるよ。」
こんな会話をしています。
ちょっと気になって隣をみると男子は
一切瞬きせず、がん見。
視線、一直線のがん見。
引くくらいがん見。
ちょっと面白くなってきたのでウォッチング開始。
たぶん、やっとの思いでデートに誘ったんやな。
気合いギンギン!
このカフェも念入りに調べたんやな。
カバンから雑誌も見えるし。
でも、女の子ちょっと引いてる。
あの視線で困ってる。
そんな事を考えながらチラチラ見ていると
女の子がトイレに立ちました。
彼、すかさず雑誌を出し、夜景スポットの
ページをペラペラ開く。うなずきながら。
今夜が勝負だ。男子から決意が溢れていました。
結果は僕には分かりません。
しかし予想はつきます。
僕は悟りました。
「人間には避けては通れない道があることを・・・」
そして僕は彼に送る。
「待てば海路の日和有り」
