僕の会社は11Fです。
トイレには瀬戸内海を見渡せる小窓があります。
天気のいい日は瀬戸の島々まで、きれいにみえます。
仕事で行き詰ったとき、小窓をあけると何とな気分が晴れます。
そんな癒しの小窓からは隣のビルの屋上も見えます。
そこにハトポッポがいます。
かなり大きくて、少し汚れて、いくつものハトの修羅場を
くぐってきてたようなハトポッポキングです。
キングはいつも小さいハトを追いかけています。
それも、かなりしつこく・・・。
「ハト社会にも、いじいめはあるんやな」と感じていました。
しかし、何日もキングを見ていると、はっと気がつきました。
キングは恋をしていると・・・。
キングの目は確実に恋をしてる。
追いかける早さも優しさが感じられる。
そっと寄り添うように・・・。
追いかけられる小ポッポも、まんざらではないように見えてきた。
逃げてはキングが追いつくのを待って、そして逃げて。
僕は、ドラマでよく見る海辺を歩くカップルより、
キングと小ポッポが輝いて見えた。


